【株初心者向け】投資本の選び方とおすすめ本の紹介
株の本を買おうと思った時に、以下のようなケースになること、ありませんか?
「株 おすすめ 本 初心者」でググる
→「オススメの株本10選」みたいな記事を見つける
→記事自体は面白いが、結局どの本を読めば良いのかわからない
→結果、「タイトル」だとか「レビューの高さ」といった指標で本を選んでしまう
この選び方をすると「買った本の内容が分からない」或いは逆に「知ってることしか書いてない」と言った役に立たない本を購入するリスクが非常に高まります。
また、投資玄人にオススメを聞けば良いかというとそうでもありません。人によって意見が全然違うからです。
経営者の祖父:「個人投資家の強みは集中投資できることだ。オニールを読め」
事業会社部長の父:「投資の本質は企業の成長の手助けだ。バフェットを読め」
外銀勤務の友人:「株始めるなら、cis読むと良いよ笑」
この記事では、個人の株式投資レベルに応じたオススメの本を僕自身の実体験を含め紹介していきます。
ググっても他サイトにはない情報だと思うので、初心者の方には確実に役に立つ情報になると思います。是非読んでみてください。
自分自身の株レベルと投資スタイルを正確に知る
まず大前提ですが、株を勉強する上では、自分のレベルにあった本を読むことが何よりも大事です。
巷には「名著」と呼ばれる本が山ほどありますが、いきなりそんな本を読んでも理解不能です。
本記事では、以下四つのレベルに分けて本を紹介していこうと思います
- レベル1:知識が完全にゼロ向けの本
- レベル2:基礎を理解している人向けの本
- レベル3:自分の投資スタイルを確立している人向けの本
- レベル4:ある程度経験を積んだ人向けの本
各レベルにあった本を紹介していきます!
(アマゾンでも好評化のものを厳選してピックアップしています)
各レベルに応じたオススメの本
レベル1:知識が完全にゼロ向けの本
「いちばんカンタン!株の超入門書」
株には興味あるけど、本当の本当に何もわからない人にオススメの本です。
「株とは何か?」といったことから「証券会社をどう選ぶか?」といった内容まで記載されており、株に関する幅広い基礎知識が身につきます。
正直これさえ読めば株取引はできるようになります。(僕はこれだけ読んで3年間取引してました)
【学べること】 :株式投資の基礎の基礎
【できること】:証券口座を開設し、簡単な取引ができるようになる
レベル2:基礎を理解している人向けの本
「ファンダメンタル投資の教科書」&「株価チャートの教科書」
簡単に勉強して口座を開設したばかりの人や株取引を何回かやったことがある人にオススメの本です。株式投資で重要な概念である「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」を学ぶことができます。
またこれら二冊には、「常勝トレンド途中での直近安値割れをした場合は売り」と言ったように売買における具体的なハウツーが載っています。そのため、自分自身の売買ルールを確立する上で役立ちます。
【学べること】 :ファンダメンタル分析、テクニカル分析
【できること】:明確な売買ルールを確立できる
レベル3:自分の投資スタイルを確立している人向けの本
投資をする上では、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の両方を駆使することが大事です。
とはいえ、自分の得意な領域が別れると思うので、どちらを選ぶかによって今後の勉強方針も大きく変わると思います。
そこで、ファンダメンタル分析とテクニカル分析に関する本を一冊ずつ紹介します。自分にあった分析の一冊を読んでみてください。
ファンダメンタル分析:「株で富を築く バフェットの法則」
世界一の投資家、ウォーレン・バフェットの投資術を学ぶことができます。
バフェットはバリュー投資で有名で「最高の銘柄は永遠に持ち続けたい」と述べるほど、企業の本質的な価値を評価する投資家です。
事例によるケーススタディが多いのですが、日本人には馴染みの薄い企業も多く取り上げられているため、若干敷居が高いのかという印象です。
【学べること】 :ファンダメンタル分析の成功実例
【できること】:バフェット流のバリュー投資
テクニカル分析:「オニールの成長株発掘法」
ここ最近、僕が最も勉強している本です。
テクニカル分析の本としてあげていますが、ファンダメンタル的な内容も充実しています。
「カップウィズハンドル」や「CAN-SLIM」といった有名な投資手法について学ぶことができます。
最初の100ページはチャート100連発になっており、なかなかインパクトがあるのがこの本の特徴です。
【学べること】 :成長株投資の基礎
【できること】:CAN-SLIMの実践、売買ルールの実践
レベル4:ある程度経験を積んだ人向けの本(中級者向け)
「ウォール街のランダムウォーカー」
個人的に面白いと思った本を一冊だけ紹介します。
かなり有名な本なので知ってる人も多いと思いますが、「インデックス投資」に関して実例を元に説明している本です。
金融工学を齧っている身としては、非常に興味深い考察が書かれているためとても勉強になります。
この本で一番の押しポイントは「オランダのチューリップバブル」に関する章です。世界最古のバブル崩壊は、現代でも十分起こりうることが実感できます。人間の狂気の沙汰が引き起こす市場への影響が伺えます。
【学べること】 :ランダムウォーク理論
【できること】:インデックス投資の実践
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございました !
是非みなさんのオススメの本等があれば、教えてください。
それではまた!