【運用実績報告】初めての損きりとその理由に関する考察
6/10に購入したポールHDが急落して、損切りになってしまったので、取引を振り返っていきます。
購入経緯
本銘柄を購入した理由は、大きく以下2点になります。
- ビジネスモデルと業績が魅力的だった
- チャートがカップウィズハンドルを部分的に満たしているように見えた
売却経緯
本日前日比-5%程度となり、7%の損切りルールに引っかかってしまった為、売却する事になりました。
なぜ本日暴落が起きたかといった事に関して考察します。
株式市場全体について(マクロ的な視点)
FRBの利下げ及び中央銀行のマイナス金利維持により、日経続伸。金利低下の恩恵を受けやすい不動産業の買いが出たが、円高進行による自動車と電気の売りが出た。
→日経自体は悪くなく、マクロ的な観点からは暴落する要素は見当たらない
デバッグ業界全体について(準ミクロな視点)
競合のデジタルハーツは、前日比+0.2%
→業種全体は暴落をしているわけではない
個別銘柄に関して(ミクロな視点)
個別銘柄に影響を与えるニュースはなし。出来高は前日に比べて増加している。
→株価の調整に入ったと考えられる
結局損切り基準7%により損切りする結果になりました。ただし、損切り自体は問題ではなく、買いタイミングが遅かったことが問題だったのかなと思います。
本取引における学びと今後への活かし方
本取引における学びは「何となく良さそうな銘柄を何となく良さそうなタイミングで買うのではなく、最高の銘柄を最高のタイミングで買う必要がある」ということです。
言い換えると「ルールには徹底的に準拠するべき」ということです。
ルールに準拠したからといって収益を得られたかは分かりませんが、少なくとも今回のように「7%ルールによる損きり」といったことは起こらなかったはずです。
また、購入時にどれだけ株価が増加するか具体的な数値を算出する必要があると思いました。今までは、営業利益率の伸び率とPERを元にどれだけ株価が上昇しそうか頭の中で概算していましたが、ここで求めた数値はメモしておく必要があると思いました。また、どのようなロジックで算出するかもルール化する必要がある為、次の投資からは考えて行こうと思います。
今後もポールHDの株価推移はウォッチングしていきます。
仮に成長したならば、ファンダメンタル分析は問題なかったことが分かりますし、第二の買いポイントで再参入することもできます。
また、このまま暴落するようであれば、自分の銘柄選びの甘さとオニールの手法の有効性への理解が深まるのかなと考えています。