カフカの成長株投資ブログ

成長株投資に力を入れています。オニールの手法の研究や実績報告をしています。

コロナショックは千載一遇のチャンスか?

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コロナショックの影響で株式市場は大きな変換点を迎えました。実体経済に与える影響は株式市場の見立てよりも小さいと考え、株式投資に復帰することを決めました。

 コロナショックに対する見立て

コロナウイルスの今後のシナリオは大きく二通りだと考えています。「コロナウイルスが収束するシナリオ」と「人類の危機になり経済が極端に悪化するシナリオ」です。

コロナショックでは世界経済は崩壊しない

まず私の考えとしては、コロナウイルスは収束すると考えています。第一に、薬・ワクチンの開発の目処があること。第二に、必ずしも全ての産業が影響を受けるわけではないことです。アメリカはGDPの10%にあたる2兆ドルを経済対策にあてると決定しました。リーマンショックの様になるべくしてなった不況(グレーリノ)ではなく、今回の様な完全にポッと出の不況(ブラックスワン)に対しては、単純なバラマキでもGDP低下率とバラマキによるインフレがある程度中和されるのではないかと見ています。

実体経済は確かに一時的に凍結する可能性はありますが、コロナが治れば、再び時は動き出すのではないでしょうか。

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コロナにより経済が一時的に止まる

「第2のスペインかぜ」になったとしても経済への影響は小さい

仮にコロナウイルスが世界大戦中のスペインかぜの様に蔓延したとしても、当時に比べ経済の中心となる先進国の医療水準は高まっているため、当時程の影響にはならないと見ています。また、スペインかぜが流行った理由は戦争中であり、情報を隠していたことや適切な処置を施さなかった等の理由も大きいと思えます。

株価が戻るまでは時間がかかる可能性が高い

とはいえ、株価が戻るまでには時間がかかると考えられます。4/5時点では、全世界の感染者数が100万人を超え、アメリカでも20万人以上を超えています。(日本は)

どの株に投資するのか?

バリュー投資にシフトする

上昇トレンドにおける成長株投資の手法を研究してきましたが、今回の様な株価暴落時には、利益を生む力はあるが株価が割安な銘柄に対してバリュー投資を行う戦略をとります。

米国株による長期的な配当も考える

最近は株式投資自体から離れていましたが、日中貿易戦争が熱かった円高のタイミングでドルを買っていたため、それを元手に、相対的に配当利回りの高い米国株を購入しようと考えています。