カフカの成長株投資ブログ

成長株投資に力を入れています。オニールの手法の研究や実績報告をしています。

米国株ウォッチリストの選定

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投資銘柄選定にあたり、ウォッチリストを整理します。特に重要視する指標と具体的なウォッチ銘柄を洗い出します。

 

はじめに

コロナショックにより当面は株価の下落が続くことが予想されます。

株価が底をついた際にどの銘柄を購入するかを迅速に決定できる様に、ウォッチ銘柄を整理します。

 

基本戦略として、投資対象銘柄はファンダメンタル分析により決定します。

売買のタイミングに関しては、テクニカル分析も考慮します。

「暴落前の株価に戻り得るビジネス・企業へ投資し、長期的に保有する」スタンスを取ります。直近では痛みを伴う可能性はありますが、長期的には世界経済は今後も発展することに投資します。(インデックス投資的な考え)

 

本記事では、ウォッチリストに選定する際に重要とする指標と具体的な銘柄を紹介します。

PERとPBRを重要視する

暴落相場のPERは本当に当てにならないのか?

一般に、株価の暴落相場ではPERは参考にならないとされています。

PERを「時価総額」÷「純利益」と捉えれば、前者は投資家心理を写し、後者は実体経済の影響を反映している言えます。

とすると、暴落相場では確かにどちらも変動が大きく指標としての効果が薄まることは理解できます。

しかし、暴落相場でも純利益を変わらず出していて株主還元も通常通りの企業を仮定すると、極端に低いPERでは費用対効果が高いといえます。

極端な話、配当性向100%の企業が、PERが20倍から5倍になった場合、たった5年で投資費用を回収できるということです。

実際、リーマンショックの際に、コマツのPERは3倍にまで落ち込みましたが、その後12倍程度まで持ち直しています。

つらつら書きましたが、結論としては「稼ぐ力のある企業を長期的に保有するならば、PERは暴落相場でも有効な指標」だと考えています。

 

PBRは解散価値であり絶対的な指標になる

PBRに関しては、暴落相場では特に重要な指標になると考えています。

そもそも株式投資自体、会社法の世界では「会社を買う」行為だと言えます。そのため、実際の純資産価値に対して時価総額が幾らかを考えることは、明らかに考えるに値します。

 

ウォッチングリストへの追加銘柄

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上記画像の左下の銘柄を特に注力してウォッチしようと考えています。(更新予定)